進化する医薬品通販の世界

通販の普及は、消費者が店舗に出向く事無く様々な商品を購入することを可能にして来ました。
特にインターネットの普及に伴って、こうした通信販売の利用者は爆発的に増加したと言えます。
近年は医薬品を専門とする通販サイトも登場しており、手間をかけずに、しかも安く薬を購入したいという方に喜ばれています。
さてこの一方で、海外の医薬品を販売する個人輸入代行業者も独自の進化を果たしており、薬を購入する一つの手段として定着しつつあります。

この個人輸入代行業者という業種は、インターネットの一般家庭への普及と共にその数を急激に増やしました。
ただ、その黎明期には一部の悪質業者が偽の医薬品を売ったり、薬事法に違反したホームページを制作した為に、そのイメージを著しく悪くしてしまっていました。
とは言え、近年の輸入代行業の業界では、様々な薬事法の制約を受けながらも10年以上経営を続けている業者もあり、一般的な認知度も上がって来た為に徐々に昔の悪いイメージは払拭されつつある様です。

そんな長年信頼を受けている個人輸入代行の大手業者は、しっかりした作りのホームページを持っているのが特徴です。
こうした大手業者のホームページでは、症状や、解消したい悩みに合わせた商品を簡単に検索出来ます。
薬の効能や副作用、使用禁忌についても記載されているので、薬の専門知識が無くても簡単に自分に適した薬を見つけ出す事が出来る様になっているのです。
一方、この様なホームページを持たずに、簡素なウェブサイトだけを構え、商品の内容については質問があればメールで返信するというスタンスをとっている個人輸入代行業者も数多く存在しています。

なぜ、この様なスタンスを取るのかというと、日本の薬事法では正式な認可を受けていないウェブサイト等で薬の販売目的で薬品名を記載したり、薬の効能を記載する事は禁じられているからです。
ですので、日本の個人輸入代行業者はホームページ上で取り扱っている薬の名前を公表する事は出来ません。
では、何故大手の個人輸入代行業者は、ホームページ上に薬の名前や効能等を堂々と記載出来るのでしょうか。
実は、こうした業者は日本語のホームページを持ちながらも、本拠地は香港やシンガポールに構えているのです。
ですので、ホームページも本拠地のある国の法律下にあるホームページとなっており、日本の薬事法の規制を受けません。
こうした事業の行い方は全く違法ではありませんし、取り扱っている医薬品の詳細な内容を知る事が出来るのは、利用者にとってはありがたい事だと言えるでしょう。
それを証拠づける様に、こうした大手個人輸入代行業者の利用者は年々増えていますし、大きな健康被害を受けたとか、偽物を売りつけられたという様な声は聞かれません。
この様なことから、大手個人輸入代行業者は薬の通販業界に一石を投じていると言えるでしょう。
インターネットの医薬品通販は日々進化しているのです。

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